このごろはちょっとひっかかると買って読みます
ラジオの番組でとりあげられたこの ”園芸家12カ月” はカレル・チャペック氏の本です
くすくすと笑いながらあっという間に読んでしまいました
面白かった!
園芸家になる第一条件が、自分の庭があることと書かれているので、私は園芸家には慣れないようですが...
本の中に登場する花や木の名前をほとんど知っていたので、隠れ園芸家をめざすかな
読み終わって、自分の庭を想像しました
ちょっと少女趣味ですが
白樺が数本、木と木の間に春を一番に告げるライラックを植えて
これは実家の庭のまんま
真ん中にりんごの木を植えます
外国のりんごみたいに小さくて固いのがいい
残った地面には 矢車草の種をまきます
矢車草は宿根草なので毎年はえてきます
すみのほうに 野菊を咲かせたい
野菊の種なんてあるのかどうか 雑草っぽい菊でいいわ
ライラックが咲いて、りんごの花が咲いて、
白樺が芽吹いて、矢車草が一面に花をつける
りんごが実る頃には、野菊が香る
収穫したりんごと砂糖を何時間も煮て、蜂蜜のようなエキスをつくる
これは有名なタ...女史の受け売り
庭というよりはりんご園の片隅って感じです
たいした想像力ではないわ
カレル・チャペック氏にいわせれば、こんなことはどうでもいいことで、園芸家は土のなかのミミズのようなものらしいのですが...
雷鳴が轟く中で楽しい思いが頭を巡りました
うん 良い本でした
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