2013年5月30日木曜日

シェットランドレース3


途中でほっておけない性格はけっこう困り者です。

シェットランドレース、ご飯も食べずに編んでしまいました。


これから成形をします。
ドレッシングといって、編み上がったレースを洗い、平らな台に(私は段ボールに布敷いて)にレースの穴の部分が十分広がるようにピン打って一昼夜放置します。
乾いたら軽くアイロンをかけて出来上がりです。

小さめですが、成形すると大きくなると思います。

レースは難物です。
私には向いていないと思います。
ちょっと落ち込みますが、以前に編んだ編み込みのカーディガンやセーター、ベストをみて、また、編もうと言う気持ちになります。

が、しばらくは編み物は封印です。
次のクマのイベントにむけて、作品を作ります。

今年は高校の同級会の幹事です。
一泊泊まりで”日本のチベット”と呼ばれている山間の宿にいきます。
前幹事からすごい量の同級会の記録を預かっています。
明日は、これを読んでおこうと思います。
卒業してから、毎年欠かすことなく同級会は開かれています。
私は数えるほどしか参加していませんが、これからは、積極的に参加しようと思います。

5月はいろんなことがありました。
お誕生日には思わぬご招待を受け、ほんとにうれしかった。

このところ、いろいろと興味の範囲が広がって、それはいいことですが、ベア作りがちょっと手薄になってました。

12年続けてきたことなので、もうちょっと力入れて作りたいと思います。




昨日、作ったジグソーパズル。
いかにもと言った写真ですが、こんなお城あるんですね。
いつか行ってみたい。







2013年5月28日火曜日

ジグソーパズル3


ホーンテッドマンションのようなグレーの不気味なお城を始めました。

全体がグレーの濃淡で難しくてめげそうになりました。

途中で画面が固まってしまったので、いったんアプリを終了してもう一度ひらきましたが、動かないので、iPadの電源を切ってみました。

あら〜〜〜

途中のお城が全部元に戻ってました。

ひっくり返すことはないけど、消えちゃうのね。

簡単そうな景色で始めました。

すぐできました。



2013年5月25日土曜日

水玉


お恥ずかしい話ですが、昨日郵便局に行ってすっかり忘れていた貯金を発見しました。
たいした額ではありませんが、なんだか得をしたような気分になってしまいました。

郵便局の方に最敬礼してしまいましたが、”もともとあなたの貯金ですから” との言葉に我に帰りました。

それで、今日は前から欲しかったカップ&ソーサーを買いに行ってきました。




かわいい水玉のカップ&ソーサーはスウェーデンのグスタフスベリ社の1950年代の復刻です。
スティグ・リンドベリのデザインでこれが "EVA"
同じ柄でブルーベースが ”ADAM" です。

当時と同じ製法で作られているとのことで、復刻でも沢山は出回っていないようです。
製品のばらつきがあるようで、私は実物をみて、真剣に選びましたよ。

リンドベリデザインの他の食器もすごく可愛くてみんな欲しくなります。

我が家のコーヒーメーカーの1回の抽出が120ccですが、ちょうど8分目ぐらいになります。

毎日コーヒーを飲むのが、楽しみです。






2013年5月24日金曜日

ジグソーパズル2


ビーナスの誕生 完成!



550ピースだけれど、天地は決まっているので簡単なんです。
画面上で回転させるのは難しいのね。

つぎは風景。

完成させるとカメラロールに保存できます。

目がチカチカするけど、やめられません!

2013年5月23日木曜日

万年筆


万年筆がひそかなブームになっているらしい。

いつもはキーボードで打ってメールやSNSで送ってすませてしまいますが、たまには紙に書いてみるかということかもしれません。

という私もお礼やバースデイカードぐらいは手書きにしようと思ってます。

万年筆で書くと下手な字も多少ましに見えます。

仙台 大橋堂の万年筆は職人さんが1本1本手作りした物です。

筆記具はその人によって微妙な感覚があるので、選ぶのが難しいと思います。

今の万年筆は私の手にぴったりきます。

いままでは、ブルーブラックのインクを使っていましたが、この間、万年筆のお掃除をしてもらったので、インクを替えました。

明るいブルー、インクの名前は  天色  あまいろ です。
すてきな瓶にはいってなかなかおしゃれです。

万年筆は急いでいる時は使いません。
インクが十分乾かないとすれてしまうからです。

ゆっくりと落ち着いて字を書く時は、万年筆!。



2013年5月22日水曜日

ジグソーパズル


この2、3日、ちょっとジグソーパズルにはまってしまいました。

iPadのアプリですが、風景、建造物、動物、絵画などから図柄を選びます。
ピースの数も何種類かあって選べます。

猫のお嬢様似のきじとらとラブラドールの2ショットの写真を選びました。
ピースは難易度上から2番目に設定して始めました。

ピースの並んでいる欄から選んで広場にドラッグします。

縁から初めてニャンコは模様があるので、簡単!
ラブちゃんは同じ色なので結構難しかったです。

パート2はボッティチェリのヴィーナスの誕生。
ピースの数は最高難度。

音楽でも聞きながら、お茶でも飲みながら、ジグソーパズル。

出来上がったパズルの置き場所を考えなくてもいいし、途中のパズルをひっくり返すこともないし...

何よりこのアプリはただ。

ぼけ封じにもなりそうです。







2013年5月21日火曜日

手仕事を取り巻く環境はちょっとずつ厳しくなってきています。

町の手芸材料店はだいぶ姿を消しました。

吉祥寺に古くからある、コットンフィールドも7月中旬で生地・洋裁材料のお店を閉じることになりました。ビーズやボタンのお店は継続するようです。

随分前に、カーテンを自分で作ろうと思い、コットンフィールドで植物図鑑の絵のような花柄の生地を買いました。その頃はご主人もお店にいて、こんなに沢山買ってくれるならおまけしようなんて言ってくれて、値引きしてもらったことを思い出します。

洋裁はあまりしませんが、夏になるとウエストゴムの簡単スカートなんか作りたくなるので、コットンフィールドに出かけました。

先日も綿麻の生地を買いました。バッグの裏地にしようと思っています。

お気に入りのお店がなくなるのは寂しい限りです。

ただ、インターネットの材料店が充実してきました。

実物を目で見て買う訳ではないので届くまではドキドキですが...



のび






2013年5月20日月曜日

ハサミ


手仕事にハサミは重要です。

いろんな作業に使えるようなハサミを選んでいますが、それでも沢山あります。


ベアの目元の毛を一本切りたい、というような時は一番小さいハサミで慎重に切ります。

ドイツのハサミも丈夫で切れ味がいいので使いますが、ステンレス製なので研ぎが高価で買った方が安いというジレンマに陥ります。

上段の右から2つ目は京都の常久のハサミです。
デパートの催事で見つけました。
販売の方が、 ”切れなくなったら、危なくないようにして郵便で送ってくれれば研いであげるよ” と言ってくれました。
ちりめん細工の薄い絹の布地をパチンと切れるように、先端は可能な限り薄く鋭く作ってあります。
頻繁に使っていますが、切れ味は鈍りません。
主にベアの顔の毛をカットするのに使います。
ただし、最初にざっとカットする時はあまり切れないハサミの方が使い勝手がいいのです。切りすぎるとベアの毛は伸びてこないのですから...

弘法は筆を選ばずとはなかなかいかないものです。

フェアアイルの編み込みは糸を何回も替えます。
使うシェットランドの毛糸は、糸替えのとき、ハサミがなくても手で切れるように紡いであると嶋田先生が教えてくださいました。
そういう合理的なところ結構好きです。








2013年5月19日日曜日

ヘッドホン


我が家は分譲のマンションですが、築15年目ぐらいから方々のご家庭でリホームが始まりました。

うちの住居責任者は猫のお嬢様なので、床は傷だらけ、壁もぼろぼろですが、当分は予定はありません。

リホームの規模は内装を全部取り除く ’スケルトン” から壁紙の張り替えまで様々です。

だいたい工事は平日の日中に行われるので、お勤めしている方はあまり気にならないかもしれません。

私は家で仕事をすることが多いので、リホームには随分悩まされました。

マンションにお住まいの方はご存知のように、隣接していないお部屋の音も様々な物を伝わって聞こえてきます。まあ、大きな音だけですけど...

大規模なリホームだと2ヶ月ぐらいかかった時もありました。

鉄を切る音、コンクリートに穴をあける音、くぎを打つ音、.....

窓を閉めても音はあまり変わりません。

毎日お出かけしてしまう訳にもいかず、期日のある仕事の時は耳栓をして頑張りました。

この耳栓が、困り者で、耳の中がかゆくてたまりません。

そんなとき、見つけたのが BOSE QuietComfort3というヘッドホンです。

電気的に騒音をカットする仕組みとのこと。

BOSE のほかの製品もそうですが、結構なお値段で、届いた時の、チャッチイ感じがしまったと思わせたのですが、実力は大変なものでした。

まったく騒音が消えてしまう訳ではありませんが、音楽をかけるとほとんどわからなくなります。

騒音を騒音のような音楽で消したのでは、本末転倒ですが、小さい音で音楽をかけても効果があります。

iPod touchをへんてこなワンコのポシェットにいれて斜め掛けしてヘッドホンのスイッチをいれれば、心穏やかにクマを作れました。

今日は集中して片付けるぞっという時は、ときどきお世話になってます。



2013年5月18日土曜日

メトロポリタン・オペラ


オペラは好きなのでできれば、ライブで観たいのですが、なかなか行けません。

WOWOWでメトロポリタン・オペラの  “METライブビューイング” を放送しています。
松竹系の映画館でも確か公開していたと思います。

人気の歌手の熱演を横になってみられるのですから、いい世の中になったといつも思います。

さて、ちょっと前にモーツアルトの “ドン・ジョバンニ” を放送していました。
筋書きはともかくとして、音楽の美しさ楽しさではモーツアルトのオペラはピカイチです。

主役のドン・ジョバンニを演じているのは、マウリシュ・クヴィエチェンレポレッロ。
はまり役です。

幕間に出演者にインタビューがあります。

このマウリシュ、ドン・ジョバンニの初演は2004年の東京と話していました。

ああそうか、あの時の人か!

小沢征爾とウィーン国立歌劇場が東京に来たのは2004年の秋でした。
音楽監督としてのいわば凱旋公演でした。

どうしても観たくて、電話をかけまくり、
東京文化会館の ”ドン・ジョバンニ”と、NHKホールの ”フィガロの結婚” のチケットを手に入れました。貯金をうんとおろしたのですよ。

すばらしい舞台を生で観たことは、わたしの密かな自慢です。(笑)

9年近くを経て、映像ですが、マウリシュと再会してオペラ熱が再燃しそうです。

外国の引っ越し公演のようなオペラはちょっと無理かもしれないけれど、なにか探して見に行こうと思います。

テレビの放送はまだまだ続くようです。ありがたや!






2013年5月17日金曜日

シェットランドレース


お教室で疑問が解決したので、レースを再開しました。

シェットランドレースは2目一度はすべて左上2目一度で編めばよいので、簡単です。
裏側から編む時も同じ左上です。

糸が細いのでいくら編んでも溜まりません。



掛け目を忘れているところがありましたが、修復は簡単です。

全部ほどきたくなるようなミスはいまのところありません。

模様が見えてくると編み込み同様楽しいものです。

意識して赤い色で編んだ訳ではありませんが、アニバーサリーにふさわしい色でした。



2013年5月13日月曜日

北欧倶楽部


今日は嶋田先生の編み物のお教室でした。

今私は、英国シェットランドのレースと、ノルウェーのセテスダール・コフタのワンピースを並行して編んでいます。

伝統のニットを嶋田先生がより芸術的に高めた作品です。

長い時間培われてきた伝統のデザインは、古今東西を問わず、美しい物です。

それを形にしてきた人々の技も素晴らしい。

なによりすごいと思うのは、誰かのために作るということ。

次はスウェーデンの糸でバスケット編みにチャレンジするつもりです。
毛糸だけ選びました。

おわりのない愉しみです。





2013年5月11日土曜日

日吉館


ふと耳にした日吉館という言葉。
昔話ですが、おつきあいください。

女子大1年の秋。
同級生3人と私で大学のカフェテリアで一杯50円のうどんをすすりながら、
奈良国立博物館で開催中の正倉院展の話をしていました。
”行きたいね〜〜”   ”行こうか!”
で話はまとまって、その日の夜出かけることになりました。

東京駅発23時半頃の下り大垣行き普通列車で西に向かいました。
この列車結構込み合っていて、いくつかの駅を通り過ぎてから、やっと4人でワンブースの席を確保できました。
固くて狭い座席で寝れる訳もなく、一人の友達は途中から床に長くなって寝る始末。
明け方に大垣に到着。その後も在来線を乗り継いでお昼頃奈良に着いたと思います。

正倉院展を感動で観て、夕方さてどうしよう....

一般教養の日本史の教授が ”奈良で泊まるなら、日吉館に行きなさい。大学の名前と私の名前を言えば泊めてもらえるから”
と自慢していたのを思い出した私達は、夕闇迫る中、厚顔無恥にも日吉館を訪れたのです。

この日、日吉館は満員だったのですが、私達の話を聞いた女将さんが、玄関を入ったところの火鉢のある部屋に泊めてくれることになりました。

他のお客さん達はもう食事が終わっていましたが、私達にもすき焼きを食べさせてくれ、柔らかい布団にくるまって、長くなって休むことができました。

翌日、お礼を言って日吉館を出るとき、女将さんが ”これ途中で食べて” と箱に入った和菓子をくださいました。

その日は、発掘がだいぶ進んだ平城宮跡を、いただいたお菓子を食べながらぶらぶら歩き、また普通列車を乗りついで帰途につきました。

日吉館は随分前に営業をやめ、建物も数年前に取り壊したようです。

会津八一をはじめとして、文化人が集った日吉館。
私達のような風天も泊めてくれる懐の深さがあったのですね。

いい思い出です。




2013年5月10日金曜日

ショートモヘア


テディベアを作る通称モヘアは、木綿の地にアンゴラやぎの毛を植え付けた布地です。

大きいベアは毛足の長いモヘア、小さいベアは毛足の短いモヘアを普通使います。

ショートモヘアは毛足が3mmと短いモヘアです。
小さいベアむきなのですが、木綿地は毛足の長いモヘアと変わりません。
すごく小さいベアを作るのには、この木綿地の厚さが問題です。

ショートモヘアでは、身長6、7センチのベアを作るのが、精一杯になります。
もちろん、もっと小さいベア用の布地はまた別にあるのですが、このショートモヘアで作ってみたくなるのです。

リアリティを出そうと思うと、布地を袋にして中に綿を詰めるいわゆるぬいぐるみの手法では、結構難しい。
目元や口元を羊毛フェルトとか、ソフビとかで作ってリアルなベアにする作家さんもいます。

私は縫いくるむということを大事にしたいと思っています。
布地をたくさん切り替えて複雑な形を出そうとするとなんだか可愛くないベアになったり...

一筆書きのようなベアを作りたいと思ってます。
最小限の縫い目できれいな形。
むずかしい!!!




2013年5月9日木曜日

白黒の模様


セテスダール・コフタのワンピースはスカート部分がほぼ編み上がりました。



細かい模様がきれいです。


スウェーデンのデザイナーがバングラデシュで作った布地を買いました。
全部手刺繍です。

手提げや、ポーチ、クッションカバー,etc
またまた、妄想が始まります。


白黒の模様は大好きです。

2013年5月8日水曜日

今日も映画の話


一番好きな映画は何と聞かれると返事に少し困りますが、5本の指には必ず入る映画が
”Follow Me"です。

日本公開は1973年1月で、きゃー40年前の映画です。
19歳の私は日比谷のみゆき座で観ました。

その後、テレビで見た以外はビデオやDVDも見かけず、ずっと記憶の奥の方にしまわれていました。

ある日、AmazonのDMのメールでオススメのブルーレイディスクというところに、この映画を発見しました。
すぐ、ポチッとして次の日に手元に届きました。

巨匠キャロル・リード監督の遺作になるこの映画は、シロクマのようなトポル扮する探偵と、ちょっとエキセントリックで孤独なミア・ファローが演じる人妻が、ロンドンの様々な場所を歩くストーリーです。

温かい気持ちの残る快作です。

音楽もいい!


昔、関わった人や物が、何年か経って、突然目の前に現れる。
このごろ、時々そういう経験をします。
ご縁というか絆というか、そこからまた何かはじまるのか....
人生は不思議に満ちているのですね。







2013年5月7日火曜日

エメランスの扉


H・ミレンの熱演が光る映画ですが、
私は随所に流れるバイオリンの旋律に魅了されました。

日本では公開されなかった映画のようですが、WOWOW で最近見ることができました。


インターネットでこの曲が シューマンの ”練習曲op.56” がベースだと教えてもらいました。この曲をアレンジした人もすばらしいと思いますが...

シューベルト、メンデルスゾーン、シューマンは旋律の美しさで私がすきな作曲家です。

特にシューマンは、室内楽曲全曲集をはじめとして様々な全曲集が私のライブラリにもあります。

でもこの曲は知りませんでした。

ものごとの奥の深さに恐れおののきながら、この曲と出会えた幸運をかみしめて、
学びの道はまだまだ続くのですね!



2013年5月6日月曜日

思い出


昔読んだ宮部みゆきの小説(題名は忘れてしまった)に
”人は思い出に守られて生きる” という一節があった。

思い出と記憶の境目は曖昧だけれど、人に愛されたこと、人を愛したこと、親切にされたこと、親切にしたこと、etc etc.....

つまり、よい思い出があれば、人の道をはずさずに生きられるということだと思う。

長い人生だから、よい思い出をこれからも作って行こう。


思い出を探してデスクの引き出しをかきまわしたらホチキスが出てきた。
多分、小学生のときに親が買ってくれたものだと思う。

いまだに現役で使っている。

住宅事情もあって古い物もたくさんはないけれど、今ある物は大事にしよう。








2013年5月4日土曜日

クマを作りました


久しぶりに(笑)クマを作りました。



やんちゃなコグマができました。
襟飾りはずっととっておいたアンティークレース。
自分では可愛くできたと思ってます。